空手を始めたばかりの方は、帯の締め方や結び方がなかなか覚えられませんよね。そこで、この記事では帯の締め方や結び方をイラストで分かりやすく説明します。
最も簡単な帯の結び方
最も簡単な結び方をご紹介します。本格的に形に出るのでなければこの結び方でOKです。
帯を半分に折って真ん中を見つけます。
帯の真ん中をへそくらいの位置につけます
そのまま後ろに回し、後ろで帯を持ち替えます。
持ち替えて前に回したらここで左右の長さを調節します。
左の帯を7センチ〜8センチくらいだけ長くすると左右の仕上がりが同じくらいの長さになります。
右手の帯を左側に持ってきて巻いてある帯に重ねます。
その上に左手の帯を重ねます。
左手の帯を巻いた帯の内側に通します。
この時点で帯は2本重なっていますが、両方の帯の下を通るようにしてください。
通した帯を引き出して、一度ぎゅっと締めます。
左手の帯を右側に持ってきます。
右手の帯を左手の帯の下に通します。
通した帯を引っ張って完成です。
帯を巻くときのポイント
帯を巻くときは、次のことを意識するといいです。
- 帯は骨盤の真上に巻く
- 名前の刺繍が右に来るように巻く
帯の位置は高いとカッコ悪く見えます。特に形の時は帯の位置が高いと足が長く見え、見栄えが悪いです。
また、骨盤に巻いてしまうと動いた時に結局骨盤から外れて、緩い帯が巻きついている状態になります。
なので、帯は骨盤のすぐ上に巻くのがおすすめです。
道着は右側に名前の刺繍が入っているので、帯もそれに揃えましょう。
そのためには、巻き始める時に名前側を左手に持つと、最終的に名前側が右にきます。