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【空手】組手で使える蹴り技7種類を解説!蹴り技一覧から得意技を

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伝統派空手の組手は、多彩な技を高度な駆け引きの中で繰り出し合う競技です。中でも、蹴り技を巧みに操る選手は見ていて憧れますよね。

 

今回は、空手の組手で使える蹴り技7種類を一覧で紹介し、それぞれの蹴り方や特徴などを解説していきます。

 

蹴り技を習得したい方はぜひ参考にしてください!

 

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蹴りを駆使して試合を有利に!

ポイント

空手の組手において、蹴り技はポイント数が高いです。中段への蹴り技は2ポイント、上段への蹴り技は3ポイントとなっています。

 

なので、蹴りを自分のものにできれば一気にスコアを突き放したり一発逆転したりと、試合の流れを一気に変えたり、有利に進めることも可能です。

 

監督
蹴りはたくさんあるので自分に合ったものを得意技とするのがいいですよ!

 

 

 

組手における蹴り技の種類一覧

早速ですが、蹴り技の種類を一覧でご紹介します。

  • 回し蹴り
  • 裏回し蹴り
  • 後ろ回し蹴り
  • 前蹴り
  • 内回し蹴り
  • 三日月蹴り
  • 蹴込み(横蹴り)

以上の7種類の蹴りについて、蹴り方・使い方などを簡潔にご紹介します。

気になった蹴りがありましたら各技の詳しい解説記事の方も見てみてください!

 

 

 

 

廻し蹴り

廻し蹴り

 

廻し蹴りは、蹴り足側に軌道を取って、足の甲で蹴る技です。

 

基本的には弧を描くような軌道で蹴る蹴りとなっています。

しかし、組手の試合においては、できるだけ直線に近い軌道で蹴った方が速く・ばれにくいです。

 

廻し蹴りは攻めにもカウンターにもよく使われます。

 

攻めで使う場合突き技の後に続けてコンビネーションで使用することが多いです。

 

単発で使う場合は、遅いと見切られたりつぶされてカウンターを取られたりしやすいので注意しましょう。

 

また、カウンターで使用する場合は、相手が攻めてきたのに対し、瞬時に間合いを切ったり、横方向へかわしたりしてから蹴ることになります。

 

なぜなら、廻し蹴りは膝を伸ばす蹴りであり、短く調節するのが難しいからです。素早く相手との距離を生み出すスキルが必要とされます。

 

廻し蹴りは相手と距離をあけて使う

 

以下の記事は、回し蹴りの徹底解説記事となっています。ぜひご覧ください!

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【空手】回し蹴りのやり方を解説!そのまま使えるテクニック4つも!

つまり、空手の回し蹴りのいちばんのコツは、「回さないこと」なのです。

続きを見る

 

裏廻し蹴り

裏廻し蹴り

裏廻し蹴りは、蹴り足と反対の方に軌道を取り、脚の裏で相手の上段を蹴る蹴り技です。

 

回し蹴りよりも難易度の高い蹴り技ですが、試合では廻し蹴りと同じく(それ以上に)よく使われます

 

裏廻しも攻めカウンターどちらにも使われますが、廻し蹴りと違うのは相手との距離が近くても使えるです。

 

裏廻しは膝を曲げて巻き込むように蹴る技なので、距離が詰まった状態でも決められます。

 

そのため、突きで間合いが詰まった後にも距離を作ることなくコンビネーションできます。

 

練習すれば、相手と組み合った状態でも繰り出せます。

 

1番メジャーな使い方は、相手の突き攻撃に合わせて前足でカウンターを決める使い方でしょう。

 

相手が簡単に攻めてきにくくなる強力なカウンターです。

 

裏廻しは近間でも使える万能な蹴り

 

以下の記事では、裏回し蹴りの蹴り方や使い方について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください!

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後ろ廻し蹴り

後ろ廻し蹴り

後ろ廻し蹴りは、体を背中側に一回転させながら回転方向の足で蹴る足技です。安定して蹴るにはコツと相当な練習量を要します。

 

たとえ熟練者で、後ろ廻しのミット打ちが出来ても、試合で決めるのは非常に難しいです。

 

なので組手の試合ではほとんど使われることはありません。

 

しかし、逆に考えれば、なかなか使われない技だからこそ相手の不意をつける可能性があるとも言えます。

 

後ろ廻し蹴りを隠し技としてもっておくのも作戦の1つになるでしょう。

 

コツが必要なのでぜひ以下の解説記事もご覧ください。

 

組手で使うには猛練習が必要!

 

前蹴り

前蹴り

前蹴りは相手の中段に対してつま先を突き刺すように蹴る蹴り技です。

 

基本で1番最初に習う蹴りだと思いますが、組手の中で使うには意外にも難しい技となっています。

 

その理由は間合いとタイミングがシビアなことです。

 

前蹴りは相手のお腹に蹴りを突き刺す技のため、正面から蹴ることになります。

 

なので、間合いが近いときに蹴ってしまうと、膝蹴りになったり、相手の脚や股間を蹴り上げるなどの危険な技になってしまいかねません。

 

最も有効な使い方は、試合再開時などに相手が焦って突っ込んできたところに前蹴りを食らわせる使い方です。

 

こうすれば相手の勢いと攻撃を封じたうえで2ポイント獲得できます。

 

前蹴りは相手の攻撃を封じることができる!

 

内廻し蹴り

内廻し蹴り

内廻し蹴りは、足の甲で脚と反対の方(裏廻しの方)を蹴る蹴り技です。

 

内廻しもメジャーな蹴りではありませんが、難しい蹴りでもなく、使えると便利な蹴り技となっています。

 

内廻しはリーチが出せないため、攻めやカウンターなどで使う技ではありませんが、近場で上段を狙える蹴りです。

 

相手と組んだ時など間合いの詰まったときに、コンパクトに上段を狙いましょう。

 

内廻しは難度が低くて、近場で上段を狙える!

 

 

三日月蹴り

三日月蹴り

三日月蹴りは、廻し蹴りのような軌道で、足の甲ではなく足の裏で蹴る技です。

 

一見廻し蹴りより蹴りにくいだけの蹴りに思えますが、相手と組み合ったときなどの近場で上段を狙える蹴り技となっています。

 

攻撃やカウンターで使われることはなく試合でもめったに使われませんので、特に身に付けたり対策したりする必要はありません。

 

しかし、逆手に取れば相手の警戒も薄いということなので、作戦として持っておくといいかもしれません。

 

近場で不意打ちできる可能性

 

蹴込み

蹴込み

蹴込みは横蹴りともいい、イラストのように足を横に向けた状態で相手の中段を突くように蹴る中段蹴りです。

 

蹴込みも前蹴り同様、相手に突き刺すように蹴る蹴りなので、間合いとタイミングを掴むのが重要です。

 

相手の攻撃を封じることができる一方、コントロールも難しいのでしっかりとした訓練を必要とします。

 

蹴込みは前蹴りの横バージョン!

 

まとめ

今回は空手の組手で使える蹴り技7種類の一覧と簡単な解説をしてきました。

 

廻し蹴りと裏廻しが主流ですが、もう一度蹴りの種類を眺めて作戦を練ったり変わった蹴りを練習してみると試合の幅が広がりますよ

 

ぜひ参考にして空手ライフにいかしてください!

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